グリーングラス

『 命日 』 〜17年前の思い出〜

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6月19日は、春風ヒューマの父
グリーングラス号の命日。

2000年6月19日、骨折を発症して1週間後のこの日
グリーングラスは、安らかに虹の橋を渡りました。

あれから17年―。
時間は容赦なく過ぎていくけれど
あの濃厚な日々のことは、今も鮮やかに蘇ってくる。

さまざまな可能性に賭けようとした
あの時の気持ち―。
獣医師から告げられる言葉は
どれも同じだったけれど
生きようとする目の前の命を前に
人間が出来る選択肢はそう多くはなかった。

「馬は自分で死のうなんて思わない」
馬を世話している人から言われた言葉。
その裏には、だから人間が決めるんだ
という意味が込められていたのかもしれない。
苦しみ続けているのなら決心もつけられた。
でも、人間を信じ、青草に目を輝かせて
生き抜く力を蓄えようとする姿に
奇跡を信じようとしてしまった。

最期は、馬自身が死を受け入れた。
生き続けることを諦めた時
人が出来ることは、安らかに送り出すことだった。

幾度かの大切な命の最期に立ち合う経験を経て
あの時のことを考える。
どのような決断を下したとしても
正解だと思うことはないのだと思う。
心の痛みは、決して消えることはないけれど
それが、グリーングラスとの切れることのない絆。

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4月中旬頃、ミユキ様が起き上がれなくなり
獣医師の先生を見て慌てたという記事を読んだ時
馬たちは理解しているのだなと、改めて感じた。
コーセーさんがお星さまになった翌日も
ミユキ様が虹の橋を渡った朝も
馬たちは、静かにその事実を受け入れていた。

その瞬間を受け入れるということは
言葉で語れるようなことではないと思う。
その場にいたものにしか解らないことが、きっとある。
だから―。
ゆっくりと戻ってきて欲しい。
渡辺牧場の皆さまには、心と体に癒しの時間が
少しでも取れることをお祈りしています。

20150730馬房にて


それでも、馬たちとの日々は続く。
高齢馬との時間を過ごすということは
なんと尊いことなのだろう。

馬たちに 『終の棲家』 がある幸せを
世に問うてくれた渡辺牧場のはるみお母さん。
17年前には、まだ許されることの難しかった幸せを
春風ヒューマは全身に感じて過ごしています。

これもまた、グリーングラスから続く想い。

「命日」 は、亡き命を思い出して語り合う日。
すべては、グリーングラスから始まる物語―。

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